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修理カルテ

ORIS

● オリス ANTI-SHOCK 7JEWELS 7204 手巻き腕時計


愛知県 S様 からのご依頼品
プラスティック風防破損の為、交換とオーバーホールのご依頼です。


風防は高さのあるものが装着されていましたが、
見栄えと破損を防ぐため低いタイプに交換させて頂きました。

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修理ご依頼の際に送信頂いた画像です。
これだけ詳しい画像を頂けますと、 修理内容のご相談がしやすいですね。
ありがとうございます。

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ケースからムーブメントを外したところです。

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文字盤をはずしたところですが、
浸水跡が見られます

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浸水跡の拡大画像です。
このまま放置しますとリューズ根元から折れてしまうでしょう。

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全分解画像です。

 

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特に汚れ(錆)がひどいところは先に手洗い洗浄・研磨をします。

 

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各部品の錆も取れて綺麗になりました。

 

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香箱(ゼンマイ)内も綺麗に洗浄します。
その際に破損・変形などをチェックします。 手巻き式のゼンマイは解ける力も弱く、
稼動日数も短いですが、柔軟性が高く、 破損・変形が少ないですね。

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この部品は工業用ルビーの進化に伴い、 最近のムーブメントでは見掛けなくなりました。
貴重な部品と言えるでしょう。

 

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地板の錆も綺麗に洗浄・研磨しました。

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ムーブメントの組上げ画像です。
すべての部品が超音波洗浄で綺麗になっています。

 

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アンクル・テンプの組上げ画像です。
テンプの受石も外して、洗浄・注油します。(3~6)
非常に小さな部品ですので神経を使いますね。

 

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ムーブメント側と文字盤側が組み上がりました。
この状態で遅進調整を1度行います。

 

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文字盤と針を取り付けます。
スモールセコンドがあるタイプは比較的低めの風防も装着可能です。

 

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プラスティック風防です。 新旧で高さの違いが分かりますでしょうか?

 

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ムーブメントの調整中に新しい風防を装着し、
ケース・裏蓋の洗浄・研磨をします。

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しっかりと固定されたところで、磨きをかけます。
左画像は専用の研磨剤を塗ったところです。

 

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裏蓋も洗浄・研磨します。 縁部が輝きを取り戻しました。

 

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ムーブメントを装着して最終調整に入ります。

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風防を低くしましたが、針との接触も無いようです。

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風防を横から見るとこんな感じですね。
ケースカーブと風防カーブが一体になるように、
高さの調整をしました。

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完成です。

ありがとうございました。

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