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修理カルテ

ROLEX

● ロレックス オイスターデイト プレジション 1210


Ⅰ市 Kさまからの依頼品

 

手巻きのロレックス。 味がありますね。
さすが名品と言われるだけのことはあります。分解掃除のご依頼です。
K様は以前オメガ シーマスターの分解掃除もご依頼頂きました。ありがとうございます。

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手巻きというところが良いですね。 ロレックスが有名になった昨今では
入手困難な一品ではないでしょうか?
秒針とデイトの「赤」が印象的ですね。 デイトは赤文字と黒文字が交互になっています。

 

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裏蓋を開けたところです。
現行品なら大きなローターが最初に見える はずですが、1210はいきなりムーブメント本体が 姿を現します。

 

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文字盤などが日焼けして良い風合いになっています。
この頃のムーブメントにはデイトジャスト機構がついていませんが、Simple is Best!です。

 

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全分解画像です。
やはり部品数の少なさが長持ちの秘訣なんでしょうか?

 

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ゼンマイ(香箱)は油切れが激しいですね。
オーバーホールにはもってこいのタイミングだったのでは・・・
このままで使用してしまうとゼンマイが切れてしまったりとトラブルになることがしばし・・・
しかもこの頃のゼンマイは部品としても市場に無いかも・・・と思っていると香箱上部を歯車
と固定するネジが簡単に折れてしまいました!
頭が取れてイモネジ状態に・・・ こういうことがあるので、ある程度古くなると日本ロレックス
でも修理を受けてくれないのでしょう。
しかしここが腕の見せ所。右下画像のように元通り。ネジ抜けて良かった(^^;)

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ケース磨きやメガネ作製に使用しているハンドルーター(ドリル)です。
今回は磨きよりもネジ折れ危機に活躍です。

 

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ネジ折れの危機も脱出したとこで、 ムーブメントの組上げに入りました。

 

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文字盤裏の作りはシンプルですね。
色々な機構をプラスすると故障も増えますからね。。。
多機能複雑時計ほど長持ちしないもの。

 

9

針付けです。
繊細で細いものなので、丁寧に扱います。 固定の際はつい息を止めてしまいます。

 

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ケースクリーニングも終わり、 修理完了です。

ありがとうございました。

 

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