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SEIKO

SEIKO 6138-0030(青)

最近 「Oguchi News」でも取り上げておりました、SEIKO 6138-0030(青) ですが、メンテナンスと並行して 外装・文字盤のオリジナルとの違いを詳しく掲載致します。他同型モデルと共用出来る部品もありますが、敢えてオリジナルを意識してみました。

外装的には、これらすべてを満たしていればフルオリジナルです。
※ その他(針やムーブメント)はまたの機会にと思っております。

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6138系は国内向けや海外向けなどがありますが、6138-0030(青)は、「SEIKO 5SPORTS Speed-Timer」 「SEIKO Speed-Timer」「SEIKO CHRONOGRAPH」の3タイプが確認出来ていますが、最も数が少ないであろう「SEIKO Speed-Timer」表記を検証致します。

こちらがフルオリジナル品の正面画像です。このモデルが基本となります。

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先ずはブレスレットです。
こちらの「SEIKO Speed-Timer」のオリジナルはSEIKO Speed-Time 表記のクラスプ(バックル)になります。 因みに「SEIKO 5SPORTS Speed-Timer」は、SEIKO 5SPORTS 表記に、 「SEIKO CHRONOGRAPH」は、SEIKO のみの表記で、FB(フィッシュボーン)ブレスとなります。

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ケースとブレスレットの接合部のFF(フラッシュフィット)も オリジナルと流用品があります。オリジナルは裏側の記号(XGA)と数字(261)で 判断出来ます。

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リューズにも違いが。。。
左画像がオリジナルで右画像が流用部品です。こちらは、6138-0040とも違うので判別は難しい所ですね。

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タキメーターベゼルリングです。
左側画像がオリジナルで右画像がアフターマーケット(社外)品です。 大きな違いはリング内径の仕上げと印刷ですね。オリジナルは内角が 丸くなっており、そこにも印刷があります。

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こちらはプッシュボタンです。 どの画像も2時位置のボタンがオリジナルですが、 それぞれちょっとした違いが分かります。 画像内で使用したプッシュボタンが 画像5の3タイプです。左が001・002系用、中が004系用、 右が、003・300・800系用になります。 画像6は、画像4を裏から見たところです。プッシュボタンの 長さの違いが分かると思います。

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そして文字盤です。
こちらは非常に細かい所ですので、個々に画像を参照しました。

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文字の鮮明度・位置などが違いますね。

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ご存知「諏訪マーク」です。
印刷(印字)技術の違いがハッキリ出る所です。こちらの違いは歴然。

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12時間計です。
目盛りの細かさや、センターの位置が違いますね。あまり差が分かり難いのですが、ベースの青色と角目の色合いにも 違いがありますね。

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文字盤全体の比較画像です。
照度・入射角度等、同じ環境で撮影しておりますので、各所の色合い・光沢の違いも確認出来ると思います。

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最後はガラスです。6138は001~004系までが同じ表記のガラスですが、 形状が若干違います。また、キズや欠けが発生して交換が多い部品ですので、オリジナル(純正部品)も少なくなってしまいましたが、 ガラスの綺麗だと見栄えも全く違いますね。

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オーバーホール・部品(秒針車・ガラスなど)交換してメンテナンス完了です。
ガラス(純正部品)も交換して綺麗になりました。

 

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