風光明媚な田舎の町

長野県の北端の町”信濃町”は、新潟県と境する小さな町です。
北信五岳と呼ばれる斑尾山、妙高山、黒姫山、戸隠山、飯縄山の山々に囲まれた自然がタップリの田舎町で、バス釣りやワカサギ釣り、ナウマン像で有名な野尻湖、江戸時代の俳人「小林一茶」の生誕・終焉の地柏原、スキーや森林浴で人気の黒姫高原・斑尾高原と観光地としても注目されています。

古間の街

刻の救急社オグチは、旧北国街道の宿場町　古間（ふるま）の通りに店を構えています。
古間地区周辺には450年以上の歴史を持つ「信州打刃物」という鍛造技術が伝承されており、今も鍛冶屋さんが鎌や農具、山道具、包丁等を製造しています。古間の通りにはその製品を扱う問屋もあり、昔は製品を持ち込む職人さん、買い手、旅の人、そして歓楽街も有り、北信濃でも有数の賑わいを見せていたといいます。

五代続く田舎の時計屋

刻の救急社オグチは5代続く時計屋です。
地元のみなさまの絶大な応援をいただき、これまで続けてこられたと感謝しています。先祖が真面目に努力した姿が今に続いているのだと自覚し、奢ることなく励んでまいります。

四代目も元気で頑張ってくれています。
技術屋にとって長い経験は何物にも代えがたく、難解な作業においても、父の小さな助言がこの上もない金言として生きています。
お客様の大切な時計をお預かりして、健康な状態でお返しできるよう力を合わせてまいります。

腕も部品も積み重ね

時計の修理には、精緻な職人技が要求されます。一日中続く作業に忍耐力も必要になります。そして、なにより数をこなし積み重ねた経験が必要となります。
結局、時計が好きであることが一番で、大変さを乗り越えるパワーになっています。

修理にあたり部品の問題も発生

アンティーク、特殊物等でメーカーなどからパーツが調達できないなどの問題も多くあります。そんな時は新たに製造したり、数多く在庫している古い時計からの取り外しを使用することもあります。それはまさしく底流に、代々続いてきた商売の力を感じる時です。
感謝して、お客様の大事な時計に組み込みさせていただきます。 新しい躍動の始まりです！