修理カルテ

SEIKO

● SEIKO 5 DX

今回は、腕時計のオーバーホール(分解掃除)をご覧いただきます。
専門用語での解説でわかりづらいと思いますが、一度はお付き合いください。

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SEIKO 5 DX
表面

    

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裏面です。

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現状の確認をします。

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ムーブメントの確認をしながら
分解開始です。

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部品ごとに分けていきます。

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全ての部品がバラバラになりました。
1つずつ洗浄し組み立てていきます。

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ムーブメントの全分解写真です。

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表面(文字盤面)の全分解写真です。

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ゼンマイ(香箱)です。
ここが1番汚れてしまいますね。
機械式時計の動力源です。

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ゼンマイ洗浄・注油して
組み立て開始です。

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ゼンマイ・ガンギ車・3番車・2番車・・・ と組み立てていきます。

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自動巻機構もここで組み立てます。

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左右どちらにローターが回転しても 巻き上げするようになっています。 (各社様々)

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アンクルを取り付けます。

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テンプ取り付け後、中心のダイアショックを外し、洗浄・注油します。
非常に小さな部品ですね。

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穴石・受石・ショックバネの拡大写真です。
爪楊枝の頭が大きく見えますね。

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受石の中心に注油して元に戻します。

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ショックバネで穴石・受石を固定します

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同様に表面(文字盤面)も洗浄・注油してテンプ完成です。
これで裏面(ムーブ面)の組み立ては完成です。

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さて、表面(文字盤面)の組み立てに入ります。

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日の裏車・筒かな・筒車・日ジャンパー・日回し中間車をつけます

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日回しつめ・曜回しつめ・曜ジャンパーをつけます

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日車を日車押さえにて可動固定します

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曜車を止め座で可動固定します

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文字盤を取り付けます。

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文字盤にべゼルを取り付けて完成です

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長年の使用により傷や汚れがついてしまいますね。

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洗浄・磨きによりキレイになりました。

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バンドがはまっているところです。
ココはどうしても汚れてしまいますね

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こちらも同様に洗浄・磨きでキレイになりました。

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ケースの傷や汚れも落とします。

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洗浄・磨きによりコチラもキレイになります。

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分解・組み立て・洗浄・磨きが終わったら、ムーブメントをケースに入れて、遅進調整をします。

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遅進調整中です。
TIMEGRAPHER(タイムグラファー)という機械で調整します。旧型ですが、コレが1番!

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テンプの緩急針にて遅進を調整します

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時計の振動を『線』にして遅進を表します。

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調整が終わったらローターを取り付けて完成です。

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分かり難いと思いますが、
外見もピカピカになりました。

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バンドも洗浄・磨きをかけます。
箇所によって伸びている部分があるので、こちらも修正します。

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この『SEIKO 5』の刻印が大事ですね

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完了です。
実際に腕に着けて遅進状態を確認します。