修理カルテ

置時計

● スイス製 置時計

町内のF様のご依頼品です。
良い時計を数々お持ちになっていますが、その中の一つ、スイス旅行の際にお土産として買い求めたという置時計が持ち込まれ、メンテナンスの為の分解掃除を依頼されました。

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さすがスイス製。重厚感が違いますね。
この塗装はどうやったらこうなるのでしょうか?

    

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時計裏から見た画像です。

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St.AUBIN SWISS と刻印がありますが・・・

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ゼンマイを巻くための『鍵』です。
これも素晴らしい彫刻ですね。

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振り子はいたってシンプルです。

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時計部分のみの画像です。

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ムーブメントを横から撮影。
地板の厚みが日本製とは全く違います。ドイツのユンハンスを連想させますね。

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文字盤や針の作りもさすがという感じ。陶器の文字盤です。 針の装飾もキレイですね。

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ムーブメント部分です。
しっかりとした作りになってますね。

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ムーブ横から見た画像です。
一つ一つの部品が良く出来てますね。

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外枠も良く出来てます。『いい仕事してますね~!』

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外枠の作りも違いますね。

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組み立て中です。
ムーブの固定などは全部後ろから行います。

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振り子時計にとって水平が大事です。傾きによっても動作不良が発生することも・・・

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仕上がり時に振り子の掛け方や遅進調整の仕方などをお教えしました。

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納品の記念に1枚。
私(5代目)も一緒に・・・